本音で生きるとは、
現実から逃げることじゃない

本音で生きる。自分らしく生きる。
——その言葉が、向き合うべき現実から
目を逸らす口実になっていないか。

この記事を読んでほしい人 本音で生きたいのに、現実が一向に動かない人

本音で、生きる。
自分らしく、生きる。
——その言葉に、僕も救われた。

僕は昔、机の上にスピリチュアルの本を何冊も積んで、「今は動くタイミングじゃない」と自分に言い聞かせていた時期がある。やりたいことから目を逸らして、見えない世界の言葉ばかり集めていた。今思えば、向き合うのが怖かっただけだ。本音という言葉に、逃げていた。

——だから言える。本音で生きることは、
——現実から、逃げることじゃない。

ここを混ぜたままにすると、人生は何年も動かない。僕がそうだった。責めてるんじゃない。あの頃の僕に言いたいことを、ここに書いている。

「タイミングじゃない」を、何回くり返した

これは、自分らしくない。
今は、まだそのタイミングじゃない。
本来の自分が、望んでいない気がする。
——なにかに、止められている気がする。

そう感じる日は、確かにある。僕にもあった。

本当のサインの時も、ちゃんとある。それは尊い。
——でも、あなたに正直に聞く。その言葉が、ただ怖いことから逃げる口実になっていないか。

「自分の声」「本来の自分」——こういう言葉は、強い。
——強い言葉は、自分にも他人にも、反論されない。だから安全地帯になる。

気づかないうちに、向き合いたくない現実から逃げるための盾にしてしまう。僕は何年もそれをやった。本にも、占いにも罪はない。問題は、それを言い訳に変えていた僕のほうだった。

内側だけ整えても、目の前の生活は変わらない

お金の不安を、見ない。
こじれた人間関係を、見ない。
合っていない仕事を、見ない。
——自分の毎日の行動を、見ない。

その状態で「自分らしく生きる」と唱えても、
——目の前の現実は、一ミリも動かない。

世の中には「内側さえ整えば現実はあとからついてくる」という言葉があふれている。
——でも、本当にそうだろうか。心だけ整えて、生活が置き去りのままの人を、僕はたくさん見てきた。

——内側と現実は、どちらか片方じゃない。両方だ。これは言い切る。

逃げることじゃなく、自分の人生を引き受けること

魂で生きるとは、
——自分の本音や想いを、ちゃんと大切にしながら、
——現実の選択は、自分の手で引き受けること。

どこかへ逃げることじゃない。
——むしろ逆だ。誰のせいにもせず、自分の人生を深く引き受けること。

本音を、言葉にする。
合わない道を、選び直す。
違うものは、断る。
やりたいことを、始める。
——終わったものは、終わらせる。

——きれいな言葉の中じゃなく、ちゃんと現実の手触りがある生き方だ。それを言い訳の道具にしてはいけない。

自分の声も、現実の一歩も、どちらも捨てない

RE:STARTは、
あなたの本音も、自分の声も、ちゃんと大切にする。

でも、それと同じだけ、
——現実の小さな一歩も、大切にする。

想いを、言葉にする。
いつもの選択を、変えてみる。
苦しい人間関係を、見直す。
合わない働き方を、整える。
——内側で感じたことを、今日の行動に落とす。

——そこまで含めて、本来の自分を生きるということだ。僕もまだその途中にいて、同じ場所で立ち止まっているあなたを上から見おろすつもりはない。隣で、同じ問いを抱えているだけだ。

本当に向き合いたい現実は、何だろう

あなたが「本音で生きたい」と思う時、
本当は、何から逃げたいと感じている?
そして本当は、何に向き合いたい?

——どちらの答えも、自分を責めずに、ただ静かに見つめてみてほしい。逃げたい気持ちにも、ちゃんと理由がある。

本音で生きるとは、
自分の声と現実の両方を見て、
自分の人生を選び直すこと。

逃げるんじゃなく、引き受ける。
——すぐに全部が変わるわけじゃない。でも今日、向き合う現実をひとつ選んだ瞬間から、あなたの人生は静かに動き出す。

— Next Step

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— RE:START

人生は、何度でも始め直せる。

読んで気づいたことを、自分の言葉にする場所があります。
誰かに相談する前に、まず自分の声を聴く。それだけでいい。