世間では、運命の相手に出会えば幸せになれる、と言われる。
ぴったり合う人さえ見つければ、もう苦しまなくていい、と。
——でも、本当にそうだろうか。
「合う人」を探し続けた人ほど、
——いつも同じところで、つまずいていないか。
ただ好きだから、寂しいから、条件が合うから。それだけじゃない関係が、その先にある。
「相手に、満たしてもらう関係」の先
相手に満たしてもらうだけの関係は、どこかで必ず苦しくなる。
——これは、断言する。
相手の言葉ひとつで、一日の機嫌が決まる。
既読がつかないだけで、頭がいっぱいになる。
——「私を見て」「私を満たして」が、口に出さなくても、関係の真ん中に居座っている。
——それは愛に見えて、相手を自分の穴埋めにしているだけのこともある。責めたいんじゃない。僕がそうだったから書いている。
正直に言う。僕は長いあいだ、自分の空白を相手で埋めようとしていた。満たされない苛立ちを、いつも相手のせいにしていた。
——でも、自分が空っぽなまま誰かに注いでもらう関係は、結局どちらも消耗していく。
本音を、言い合える関係
お互いの本音を、なかったことにしない。
お互いの人生を、本気で応援する。
苦しい時ほど、逃げずに向き合う。
相手の成長を、自分のことのように喜べる。
——すがるのではなく、隣を歩く。
——僕が「同志」と呼びたいのは、そういう関係だ。
魂の同志、なんて言うと大げさに聞こえるかもしれない。でも要は、自分のいちばん奥の声まで見せられる相手がいる、ということ。
——ロマンチックな響きより、ずっと地味で、ずっと深く、ずっと長く続く関係だ。
深い関係ほど、本音もぶつかる
世間では、いい関係はケンカをしない、と思われている。
——でも、それは違う。
ぶつからない関係は、仲がいいんじゃない。
本音を出していないだけのことも多い。
波風を立てないために、
お互いが少しずつ自分を黙らせている。
——それを僕は「仲がいい」とは呼べない。
——深い関係ほど、本音が出る。傷が出る。怖さが出る。「これを言ったら嫌われるかも」を、それでも口にする場面が出てくる。
——でも、その揺れを、関係を切らずに抱えたまま進める。
それが、僕の言う同志だ。表面だけ穏やかな関係とは、まるで違う。
ただの恋愛感情だけで、見ない
RE:STARTでは、パートナーシップを、
——ときめきや相性だけでは、見ない。
人生を、一緒に創っていく相手。
自分がごまかしてきた本音を、映し返してくれる相手。
——隣にいると、自分の声に戻れる相手。
——占いで相性を見るのもいい。相手を知る入口になる。でも入口で終わらせない。大事なのは、明日の自分が何をするかだ。
言いたかった一言を、飲み込まずに伝えてみる。スマホを置いて、相手の話を最後まで聞く。「ありがとう」と「ごめん」を面倒くさがらずに口にする。
——そんな地味な日常で、もう一段深い関係を選んでいける。
相手と一緒に、どんな人生を創りたいか
あなたが本当に望んでいるのは、どんな関係だろう。
相手と一緒に、どんな人生を創っていきたいだろう。
正直に言えば、僕もまだ途中だ。今でも、面倒な本音を飲み込んで、その場をやり過ごしたくなる夜がある。完璧な関係を語れる人間じゃない。でも、だからこそ書いている。まだパートナーがいない人も、もう長く連れ添っている人も、
——この問いだけは、今日、自分の中で一度ちゃんと考えていい。
本音を言える相手と生きるとは、
相手に自分を埋めてもらうことじゃない。
自分の人生をちゃんと自分で生きながら、
——隣で、共に育っていくということ。
——その関係は、すぐには手に入らない。地味で、時間もかかる。でも、本音を一つ言えるたびに、確かに深くなっていく。
自分の人生と、関係を、整える
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パートナーシップも、人生全体の中で見つめ直す時間として使えます。