小さな一歩すら
踏み出せない時に見るもの

小さな一歩でいい、と言われても、
その一歩すら、出ない時がある。
——その時、見るのは気合いじゃない。

この記事を読んでほしい人 最初の一歩すら、踏み出せずにいる人

僕は昔、開きかけたノートを、何日も閉じたままにしていた。
「今日こそ書く」と決めて、ペンまで握って、結局そのまま朝になる。
たった一行を書く——それだけのことが、どうしても出来なかった。

小さな一歩でいい、まずは一つやってみよう、できることから始めよう。
——そう言われても、その小さな一歩すら踏み出せない時がある。

そういう時、必要なのは「もっと気合い」じゃない。
——なぜその一歩が、こんなに重いのかを見ること。そこからしか始まらない。

他人には小さくても、今のあなたには、ものすごく重い

たった一通の返信を、する。
玄関のドアを開けて、外に出る。
閉じたままのノートを、開く。
散らかった部屋を、片付ける。
ずっと迷っていたものに、申し込む。
——あの人に、連絡する。

他人から見れば、何でもない小さなことでも、
——今のあなたには、ものすごく重い。それは紛れもない事実だ。

その「重さ」を「そんなの大したことない」と軽く扱われると、人はもっと動けなくなる。僕もそうだった。

「動けない=意志が弱い」という嘘

世の中は、動けない人をすぐ「やる気がない」「甘えだ」で片づける。
——でも僕は、それは違うと言い切る。動けないのは、意志が弱いからじゃない。

本当は、怖い。
本当は、もう疲れきっている。
本当は、これ以上失敗したくない。
——本当は、変わること自体が怖い。

どれも、甘えなんかじゃない。ちゃんとした理由だ。

その理由を見ないまま「やればいいのに」と自分を叩いても、
——叩かれた自分は、もっと小さく縮こまるだけ。鞭で動く心なんて、どこにもない。

その一歩の奥で、何を守ろうとしているのか

何が、怖いのか。
その一歩で、何を失うと思っているのか。
誰に、どう思われるのが嫌なのか。
——本当は、何を守ろうとしているのか。

——そこを見ないまま行動だけを自分に求めると、人はただ苦しくなる。

正直に言うと、僕も「ちゃんとした自分」を守ろうとして、長いこと動けなかった。
——周りの目を気にして、失敗した記憶に縛られて、一歩の中にそういうものが何重にも絡まっていた。重かったのは、足じゃなくて心だった。

だから、無理に踏み出す前に、その絡まりをほどく時間がいる。

「動けない理由を見る」も、立派な一歩だ

RE:STARTでも、小さな一歩はもちろん大切にする。
——でもその前に、なぜ一歩が出ないのかを、同じくらい大切にする。

立ち止まって、動けない理由をちゃんと見る。
——それは逃げでも、後退でもない。これは、はっきり言い切る。立派な一歩だ。

人生は「動く」か「動かない」かの二択じゃない。
——その間に、「動けない理由を見る」という、もう一つの進み方がある。

見ることから始めた人は、ちゃんと動き出す。
——気づいた時にはもう、自分の足で歩いている。煽られてではなく、自分の納得で。

それをしたら、何が起きると感じているか

あなたが今、踏み出せずにいる一歩は何ですか。
それをしたら、何が起きると感じていますか。

頭の中で漠然と怖がっている「起きると感じていること」を、
——ひとつずつ、自分の言葉にしてみてほしい。

言葉にした瞬間、ぼんやりしていた怖さの正体が、少しだけ姿を見せる。

小さな一歩すら踏み出せない時は、
その一歩が重くなっている理由を、まず見る。

焦らなくていい。今日はそこからで、いい。すぐに変われと言うつもりはない。
——僕だってまだ途中だ。一緒に、自分の声を聴くところから始めよう。「見る」も、ちゃんと一歩だから。

— Next Step

「動けない理由」を、責めずにほどいていく

今の自分の状態と怖さを、一度きちんと整理したい人は、人生の現在地を整える無料講座へ。
7日間かけて、一歩が重くなっている理由を、ノートの上で静かに分解していく。

一人ではどうしても、その理由が見えてこない人は、個別相談へ。
絡まったものを、僕と一緒にひとつずつほどいていく時間として使ってほしい。

人生の現在地を整える講座へ 個別相談を予約する
— Free Course

動けない時間も、自分の時間

RE:STARTでは、相談前にも相談後にも使える無料講座を公開しています。
動けないことを責めず、その理由を見つめる時間として使ってください。

— RE:START

人生は、何度でも始め直せる。

読んで気づいたことを、自分の言葉にする場所があります。
誰かに相談する前に、まず自分の声を聴く。それだけでいい。