発信は、相手で決まる。
毎日投稿しても、
リールを量産しても、
その先に顔がなければ言葉は痩せていく。
——だから先に、これだけ聞かせてほしい。
あなたは今、
誰の顔を思い浮かべて書いているだろう。
ここを濁したまま走り続けると、
——いつのまにか、自分が何のために書いていたのか見えなくなる。
「とりあえず投稿」は、続けるほど自分を削る
誰に向けているのか、わからない。
何を渡したいのか、ぼやけている。
とりあえず、毎日アップしている。
気にしているのは、数字の上下だけ。
——その発信は、続けるほど自分を削っていく。責めたいんじゃない。僕も、まったく同じ場所にいた。
反応がない日は、存在ごと否定された気がする。
反応があった日も、なぜか満たされない。
——心のどこかに、いつも空白が残り続ける。
その空白の正体が、「誰に届けたいのか」という、まだ言葉にしていない問いだ。
「全員に届けろ」は、たいてい嘘だ
世間は、もっと広く、もっと多くの人に届けろと言う。
——でも、全員に向けた言葉は、結局、誰の胸にも残らない。
「みんな」を狙うほど、
角は丸められ、言葉から熱が抜けていく。
逆だ。本当に届けたい人を、たった一人だけ思い浮かべる。
——その一人に向けて絞り込んだ言葉にこそ、体温が宿る。
そして体温のある言葉は、同じ痛みを抱えた、まだ見ぬ誰かにも勝手に届いていく。
届けたい相手は、たいてい過去の自分だ
誰に届けたいのかが見えない時は、
——うまい例を探すより、「昔の自分」を思い出してほしい。
うまく笑えなかった頃の自分。
誰にもわかってもらえないと思い込んでいた自分。
胸の苦しさを、まだ言葉にできなかった頃の自分。
——その一人に向けて書くと、言葉は不思議なほど深くなる。
僕もそうだ。立派な肩書きも実績もないと動けないと思い込んで、何年も発信に踏み出せなかった時期がある。
——だから今は、当時の自分が一番欲しかった言葉を、過去の自分に手渡すつもりで書いている。
そうやって絞り込んで書いた言葉は、
——同じ場所で立ちすくんでいる、まだ見ぬ誰かにもちゃんと届いていく。
誰に・何を・なぜ・どんな未来のために
RE:STARTでは、何者かになる前に、
まず、自分が誰に届けたいのかを見つめ直す。
誰に。
何を。
なぜ。
どんな未来のために。
——この四つが定まれば、発信はノルマでこなす作業ではなくなる。実績も肩書きも、ここから始めるのに要らない。
毎回、たった一人の顔を思い浮かべて書く。それだけで、フォロワー数も売上も、ゴールではなく次へ進むための燃料に変わっていく。
——発信が、数を稼ぐ手段から、人とつながり直す手段になる。
あなたの言葉を、本当に必要としている人は誰か
あなたの言葉を、いま本当に必要としているのは誰だろう。
その人は、今どんなことに苦しんでいるだろう。
あなたは、その人に何を手渡したいだろう。
この三つに自分の言葉で答えてから、書き始める。
——たったそれだけで、同じテーマでも言葉の重さが変わる。
発信は、
数ではなく、誰に向くかで決まる。
届けたい一人が見えた瞬間から、あなたの言葉は静かに変わり始める。一夜で別人になれるわけじゃない。僕もまだ途中だ。
——でも、焦って数を積み増す前に、まずその一人の顔を、もう一度だけ見つめ直してほしい。
届けたい一人と、発信の軸を一緒に見つける
届けたい人がまだぼやけている方は、働き方・発信相談へ。
書き始める前の「誰に」「何を」「なぜ」を、僕と一緒に言葉にしていく時間にできます。
発信だけでなくサービス全体の言葉や導線まで整えたい方は、ブランディング相談へ。
ブランドの土台を、見せ方からではなく本音から組み立て直す時間として使えます。